Q&A: Araking from KING GOBLIN

L to R - T (Ba), Suzuki (Gt), K (Dr), Araki (Vo), Ehara (Gt) early times (2001) - KG were playing total exterme metal

L to R – T (Ba), Suzuki (Gt), K (Dr), Araki (Vo), Ehara (Gt) c. (2001)

This following is a Q&A with King Goblin drummer/vox Araking about Cryptozoology OUT NOW. READ FULL INTERVIEW IN ENGLISH HERE.

BNU: 新作おめでとうございます!仕上がった今の気持ちはどうですか?大変でした?

ARAKING [アラキング]: Domo Arigato! みんな俺達の事を忘れたかと思ってたけど、非常にいい反応をもらってとても興奮しているよ!メンバーチェンジで思うようにプロジェクトが進まなかったけど、ようやくリリースできてホッとしている。

音作りはCREAMやThe Pretty Thingsを参考にした。ベースはミックスで左チャンネルに寄せている。

BNU: 前作からの9年間で、あなた方の音楽は変化、もしくは進化したと感じますか? 今作の方が構想に対してより明確にフォーカスを当て、より明確にそれを表現出来たと感じますか?

A: 2007年に1stアルバムをリリースするまでの間、さんざん同じ曲を演奏して、さらにアルバムのプロモーションのツアーで同じ曲を演奏することにうんざりしていた。だから“Goblin King”を出したあと、新しい曲を作ってすぐに2ndアルバムを出す予定だった。その頃から「Ultra Q」という古いTVドラマに影響を受けていた。常識にとらわれない斬新なアイデアを音楽で表そうとしていた。“2020”と“Garadama”はその時に作られた曲だ。

しかし、2009年にオリジナルギタリストの鈴木が脱退してしまったんだ。すでにアルバムのレコーディングを終えてたんだけど、これはお蔵入り。そして、俺がやってるAKBKってバンドのケリー・チュルコが加入した。

ケリーの兄貴はOzzyのプロデューサーなんだけど、ケリーが何曲かOzzyのために作った曲があった。まあ、Ozzyにはちょっと難しすぎたのか使われなかったんだけど、そのリフをKing Goblinで試したりしてた。だけど、ケリーが重い病に冒されて、母国のカナダやアメリカで療養が必要で、活動が止まってしまった。ケリーの帰りは待ちつつ、Marcyに参加してもらってKing Goblinの活動は進めることにした。残念ながらケリーが帰ってくることはなかったけど、今回のアルバムの1曲目はケリーが遺したトラックを使ってる。

BNU: 今回のレコーディングで、普段と違うマイクや機材を導入したりはされましたか?と言うのも、前作に比べ音質がクリアになっているように感じられるのですが。特にベースの音がヤバいですね!

2013 - Marcy joined because Kelly was in treatment for his serious disease.

Marcy (2013)

A: このレコーディングセッションのベーシックトラックはライブレコーディングだ。クリアに聞こえるのは、オーバーダブが少ないからだろうね。ビンテージプラグインも9年前とは大違いだ。それと、“Goblin King”の時よりも天井の高いスタジオを使った。そして、あとから編集できないように、ベース、ギター、ドラムを同じ部屋で同時に録った。

音作りはCREAMやThe Pretty Thingsを参考にした。ベースはミックスで左チャンネルに寄せている。奇妙に聞こえるかもしれないけど、片方のスピーカーを占拠できるからパワフルだ。右チャンネルのギターも邪魔されない。そもそもベースが真ん中って、いったい誰が決めたんだい?“Birmingham Queen”はモノラルミックスだ。気持ちいいだろ?

BNU: あなた方は日本において、様々なジャンルを飛び越え、新しいものを作り出すそのクリエイティビティで知られています。スタジオでジャムをしている時から明確な形になっているのでしょうか。それとも、部分部分を切り取っては他の曲に使ったりされるのでしょうか。

NWOTHMも若者が相手じゃないと男娼に見える危険性がある。

A: King Goblinの作曲プロセスは2種類ある。俺に明確なビジョンがある場合、言葉だけでそれをメンバーに伝えて、各々の感性から出てきたものを組み上げる方法。もう一つは誰かが持ってきたギターリフを、各々が自由な意思で調理して盛り付ける。それは時にはコートジボワール人が作ったカリフォルニア・ロールになるかもしれないが、うまけりゃいい。あとはそこに対比を加える。スラッジバンドみたいな音作りにしなくても、対比で重さは出せる。LSDがなくても扉は開く。

BNU: King Goblinのユニークなサウンドの秘密を教えてもらえませんか?それはそれぞれのメンバーの多様な音楽性からくるものなのでしょうか。それとも、単なるメタルはつまらないと感じたからなのでしょうか。

coverA: 今の世の中で表現されているものの殆どが退屈だ。音楽は70年代の方が面白いとは思うが、それはバンドの絶対数の問題だろうね。現代は臭う糞が多いだけで、きっとどこかにすばらしい糞が隠れてるに違いない。現代のミュージシャンは色んなことを気にしすぎている。それは正確なリズムやピッチや所属するサブジャンルの視線だ。

それは技術の発達で、自分でコントロールできる範囲が広がったからだろうけどね。制約がなくなった分、自由な発想を手放したのさ。トレードオフのバランスが崩れているんだと思う。オールドスクールのシーンは好きだけど、新入生がいないと老人ホームになってしまう。NWOTHMも若者が相手じゃないと男娼に見える危険性がある。

King Goblinは現世の人間を相手にしていない。俺がMay Blitzを聴くように、50年後の若者がひとりでも何か感じてくれればそれでいい。

BNU: あなた方はどれくらいの頻度で集まってリハ・演奏されているのですか?King Goblinはあなた方にとって最重要なプロジェクトなのでしょうか、それとも、それぞれのメンバーが別々のグループで活動しているのでしょうか。

A: 俺たちがスタジオに集まるのは月に2回程度だね。俺は他にもele-phantとAKBKというバンドをやってるが、King Goblinは最優先のプロジェクトだ。マーシーは、ノイズミュージシャンとインプロビゼーションでセッションしたりしてる。

BNU: 今年はどのような活動をされる予定ですか?国内、または海外ツアーを予定されていますか?海外の人々はどこであなた方の作品を買うことが出来るか、教えて頂けますか?

A: 日本はもちろん、海外でもライブをやりたいと思っている。特にアジアだね。個人的にはインドネシアはSENYAWAとか個性的なバンドがいて面白いと思ってる。ニューアルバムはBandcampを始め、いろんなところから買えるけど、ジャケットが素晴らしいので是非7インチサイズジャケットのCDを買ってくれ。

C.S.S.O.のスミトくんが作ってくれた特製のボックスアートだ。絵だと思ってる人が多いけど、これは写真なんだ。本当にいい仕事をしてくれた。歴史に残る作品だと思う。

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