緊急対談 青木ロビン(downy) x Taigen Kawabe(Bo Ningen) 後編

前編はこちら

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自分の中でもっと何かできるんじゃないのかって、いっつも自分の声を探しているんですよ。(Taigen Kawabe)

こちらが踊らなければお客さんが踊らない、というのはベース始めた15歳ぐらいの時からずっと思ってます。

ロビン ちょっと僕からも訊きたいんだけど、ロンドンで活動する上で日本人、てことでやりづらいと感じる事ってある?

Taigen そうですね、日本人、さらに日本語詞というのもあり、活動初期から現在までジャンルやシーンなどでのカテゴライズはされないんですが、逆にそれがバンドの個性となっていった感はありますね。

活動面に関しては、機材やイベントの環境は悪いんだけども、日本みたいにノルマなどもなく、お客さんもフラっと呑みに来るノリでライブに来てくれるのでとにかくライブの本数をこなせたのは今でも自分の血肉には成っていると思います。

そういうとこはホント、日本と違いますよね。

Taigen ですね。
日本人で苦労したというよりも、イギリスと日本の文化や環境の違いといったものの影響、ま、反面教師というか(笑)

ロビン (笑)
あと、個人的にタイゲンくんの音楽に「踊る」というテーマを感じるんだけど、踊る、躍らせるっていう位置づけはどう感じてる?
その、日本と海外で違いを感じたりするのかなって。

Taigen そうですね、イギリスでベースミュージックに影響を受ける前からバンドもののダンスミュージック(特にFUNK)は大好きで、ベーシストとしても影響を受けていて。
で、そこから個人的な音楽の趣味としてビートものをあまり聴かなくなり、音響音楽ブームもあって音そのもの質感とかに耳がいったり、そういう音楽、みたいな?を作ったりしていたんですが。

ロビン うんうん。

Taigen 初期DubstepやGrime等に面食らってからは、踊れる=フィジカルだなと思うようになってまた180°回って帰ってきた感じでしょうか。
あと、元々が飽き症なので踊れる曲のほうが飽きないという簡単な理由もあり(笑)

ロビン (笑)

Taigen 自分もお客さんとしてライブを見る時、特にスタンディングのライブだったら踊れる音楽のほうが気持ちいいですし、ただ立ってるより疲れないですからね。
お客さんとして自分が嬉しいものは演者側にまわっても提供したいですし、こちらが踊らなければお客さんが踊らない、というのはベース始めた15歳ぐらいの時からずっと思ってます。
日本とイギリスの違いで言うとさっきのライブハウスに行く文化と同じで、クラブに行く文化も日本よりは一般的なハードルは低いように感じますね。

人力でダンスミュージックとか打ち込みを再現しようとするバンドっていっぱいあると思うんですけど、downy、僕の中でそこが最高峰なんすよ。

Taigen そういえば、新譜についてさっき突っ込もうかなと思ったんですけど、やっぱなんか他のそういう日本のバンド、、、

ロビン あ、もう送ってくれてるの?

Taigen あ、頂きました。聴かせていただいてます。

― めっちゃストイックやー、って(笑)

ロビン 原点回帰(笑)

Taigen めっちゃ良くて、ってめっちゃ良くてってのもなんか陳腐な感じでそれしか出せなくてマズいんですけど(笑)

ロビン いえいえ、ありがとうございます(笑)

Taigen 他のバンドとの、ポストロックとの違いって、やっぱり芯がすごくあるんですよ。
演奏、変拍子だったりエフェクトだったりとかって、若いバンドもみんな使うじゃないですか。
でも、なんかやっぱ芯がもうdowny、みたいなところって。


ロビン なんかね、集まるとあぁなるの。今作はベーシックトラックは僕が作ることが多かったんだけど。

Taigen それは、リズムとかまで含めて基本的なとこを?

ロビン そうそう。
でそれを、今沖縄に住んでるから、秋山君 (秋山タカヒコ/Dr.) がスタジオ入って、データを送るの。で秋山君プロフェッショナルでやりたいことがあるから、向こうが自分で叩きながら、このハットここが良いね、こっちはちょっと古いんじゃないかとか。
で、僕も自分のとこでデータを直して。キックこっちどう?それいいね、って反映させていく。

Taigen あ、それスタジオにいる秋山さんとのやりとりなんですか?

ロビン そうそう、もうメールで。

Taigen へー!

ロビン 基本的にやりとりして、そんなことの繰り返しで。

Taigen 他のパートの方はどうしてるんすか?

ロビン 他も色々、コードを一回シンセで入れたりして、もちろん全然違う場合もあるよ。
メンバーが曲のベーシックを書いてくることもあったりとか、こういうドラムのフレーズどう?っていうのを録ってデータに起こしてこれをこうしましょうとか、それこそレコーディングの現場で新しくフレーズを作ってくれたり、じゃあ倍の部分を作ろうか、とかそういうセッション的な作り方も勿論あるんだけど、今回は割と一回ガーっとトラック作って、まずストイックにドラムを叩いてもらって、一番フィジカルでエネルギー使うところだから。
最初に打ち込みで作ろうとするとどうしてもハットがデカくなったりする。
でもちゃんとプレイバランスの中でこのハットだとこんなにガシャガシャと言わないから、こうしようとか。

Taigen ほんとだからフィジカルでドラムって言われましたけど、秋山さんのドラムって、曲によってはベロシティ最高のままずっと続けてるとかあるし、人力でダンスミュージックとか打ち込みを再現しようとするバンドっていっぱいあると思うんですけど、downy、僕の中でそこが最高峰なんすよ。

ロビン ありがとうございます(笑)
そう、そこ目指してるんだけどさ、なかなかみんな変拍子の部分だけとらわれるとつまらなくなっちゃうじゃない?

Taigen なんかプロダクションもなんすけど、ライブを見てもそうだし、あのバランスってなくて。
僕、Bo Ningenの1st作ってマスタリング行く時に、何個かリファレンス持って来いって言われた時に持って行ったくらい、ほんとにずっと好きなんですよ。

ロビン ありがとうございます。

Taigen そこが3、4枚目、さらに5、で6でも更に進化してるじゃないすか。

downy 6th album cover

一応自分の中でdownyってポップスだから、派手にしなきゃいけないじゃない?(笑)

Taigen それでそこからプロダクションの話したいんすけど、毎回音像が新しいじゃないすか。downyだったらこう、ってのはもちろん芯はあるけど、僕それ5枚目めちゃくちゃびっくりして、ベースの感じがすごい浮いたと思ったらまたぐっときたりとか、すっげぇ変なとこで。

ロビン バランスの話でしょ?

Taigen バランスもそうだし、プロダクションの仕掛けの話もそうで、ここだけキックが下でドコドコ鳴ってるぞ、とかめちゃくちゃ面白かったですよ。
あとドラムにトレモロかショートディレイ?かをかけてる曲ありましたよね?

ロビン 新譜?

Taigen いや、5です。

ロビン 下弦の月かな?

Taigen ですね、あれとかめちゃくちゃびっくりして、そういうのが奇をてらったとかじゃなくてめちゃくちゃメイクセンスだし、ていうのが大好きだし、6枚目も、それをまた新しいところで音域とかも含めて、、、

ロビン なんか、今初めて6枚目の話をされて、それが恥ずかしい感じするね(笑)

Taigen (笑)
それで、毎回更新してくるのが、演奏能力も、曲も、さらに音像もだったんで。
プロダクション、音像のところで疑問だったんですけど、曲が出来たとき、固まってきますよね、バンドの中で。
それからスタジオに行くまで、ロビンさんまたは他のメンバーに、録音した時にこういう音像、っていうイメージがあるんですか?
それともレコーディングスタジオに行った後にちょっとみんなで実験をして、それで詰めていくか。
それともアイデアがもともと頭の中で鳴ってるかどうか、というところを伺いたいんですが。

ロビン やっぱりでも最初のイメージはあって、こんな感じ、って自分の中であるんだけど、最初はブロックブロックをつくるんだけど、基本的にはまずみんながそれを超えてくるのよ。

Taigen んー。。。

ロビン で、僕はもともと信じてて、ざっくりはこんな感じ、とか、何個かパターンを持ってきたりして。で、これの発展形を、みたいな、もともとそういうところにいるから。
で、最後にじゃあコードをどこでどう展開させるかみたいなやりとりをして、じゃ俺も歌を変えてみようかな、とか。
もちろん弾き語りみたいなので曲できる時もあるし。
さっき言ったドラムとベースに歌だけのっけてウワモノがない状態で裕さん(青木裕/Gt.)に投げて、とか。
裕さんは中途半端なものを送ってこないの。中途半端なものを聴いて、えぇっと、みたいなことは基本的になくて。
だいたい彼が送ってくるときは多分相当自信もあるし、だいたい僕らもその時点で、かっこいい!ってなって。
じゃあこうしようこうしようってなるから、基本的にスタジオで話すことって無い。
基本的にメールベースです。
データ送って、ベース抜いたデータちょうだいって言って渡して、じゃギターでこのコード入れてきたからベースこっち行こうか、みたいなのをずっと。
だから時間かかるってのもあるんだけど。
で僕がトラックとかを構成も含めていじり倒す。
だからメンバーが1週間downyの仕事ができないうちに曲が全然違うところに行ってたりもするし。
ま、よくも悪くも信じ合いながらやってる。どっちにしろ悪いほうには転ばないであろうっていうなんかこう、信頼関係では成り立ってると思う。

Taigen なるほど、でまぁ曲ができるじゃないですか。でレコーディングスタジオに行くじゃないですか。
そこで曲を録って、そこからのプロセスももちろんありますよね。

ロビン そう、だから、全然曲の構成変わっちゃったりもする。録ってから、録り音で変わっちゃったりとか。

Taigen じゃぁそれは、録ってから曲のイメージに合わせていく感じですか?それともみんな頭の中にあります?

ロビン みんな、もちろんあると思うんだけど、やっぱり最初にベーシックにドラムとベースを録るところから始めるから、今まで逆にこうギターの周波数がこの辺に居た場合、ハットも立ち上がったらここ削る代わりにこう出そうかみたいな、やっぱり録ってからの話し合いになる。
でもやっぱりさ、一応自分の中でdownyってポップスだから、派手にしなきゃいけないじゃない?(笑)
どっかちゃんと派手な場所を作ったりとかそういうのをギター二人でやらないといけないから、ドラムの音が良くなれば良くなるほど、それを更にじゃあこうするのか?もっと尖らすか!みたいなことを。

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Taigen そのミックスのときはどうなんすか?

ロビン ミックスも基本的には最初のイメージをメールで書いたり、イメージサンプルみたいなのを三好さん(三好敏彦/HAL STUDIO)に送って、一回ミックスが投げてこられて、やっぱりギターが小さいだのどうだこうだてのをみんなでメールしてやりとり。

Taigen それはじゃあ、三好さんのアイデア的なバンドと打ち込みのバランスもあるし、メンバーが投げてやるアイデアもあるんすか?

ロビン でも三好さんは割とアイデアを出してくるというよりも、整えるって感じかなー。
自分はCubase使ってるんだけど、歌にも大体Guitar Rig かますの。
基本的には自分のセットみたいなのがあって、こういう曲のときこう、みたいな。
そのミックスをサンプルとして一応送るんだけど、割とほぼそれを使ってくる。
それを整えて、音量だったりとか周波数、最後のEQしてくれて、あとちょっと残響差し引きしたりぐらい。
だから三好さん、ほんとに一番良い状態で僕たちが作った音を表現してくれるエンジニア、っていう感じ。
一番良く聴かせてくれる、というか。

Taigen じゃその、さっきの、下弦の月のエフェクティブなドラムとか、新譜でも仕掛けがいっぱいあるじゃないですか。それはもうメンバーが置いて、っていう。

ロビン 仕掛けっぽいのは試作過程で基本はこっちでやっちゃって、それをサンプルとして送ってこんな感じで、っていうんだけど。

Taigen あぁ、それをそのまま整えてくれる。
いや、そこがどうやってるのかな、って毎回新譜を聴くたびに。

ロビン 三好さんがこのエフェクト良いねって言ってくれて割とそれを使ってくれる。で、話していると最後は、あのプラグイン、よかったのにアップデートして使えなくなったね、っていうのが、話はだいたいそればっかで(笑)

Taigen (笑)

ロビン あのね、Antaresって知ってる?

Taigen あ、わかります。

ロビン 下弦の月のオケはほぼスタジオセッションで出来て、元々持ってた歌メロと歌詞を乗っけたんだけど。
秋山君のテイクにリズムエフェクトをAntaresでかけたの。おお!かっこいいってなって。
僕は基本的にバンドマンっていうよりも打ち込みの人間なんで、音作るのは打ち込みで作るのが一番好きで、それをまぁ、downyってバンドなら生で表現出来る、って感じで。
そういう意味では、一人ひとりがとんでもない音源、っていうイメージ。

Taigen うんうん、しっくりきました。

ロビン 秋山君、前作とキット変えたの。(SAKAE Celestial Series Bass Drum 22×16″, Canopus Steel Snare 14 x 6.5″, Paiste 2002 Power Ride 22, Paiste Rude Hi Hat 14″)
音も良くて、また秋山君もそれにハマってて。
最初にどれくらいピッチ低くするかみたいな打ち合わせをして、録りだしたらあともう、金物をもっと大きくするかどうかみたいなやりとりしてマイキング変えて、録ろうかって録っちゃって。
それでどこ使おうかって。

Taigen 確かに今回、ある意味秋山さんになってから一番生っぽい、っていうと変かもしれないけど、その前までの硬さみたいなところはちょっとキャラクター変わりましたね。

ロビン そうだね、今回良い意味でローファイ感があるかな。

― だからこそどうやってやってるのかなって、すごいなって思いますけどね。

Taigen そうですよね!

ロビン ほんとに今回、ドラムのセットが最初っからEQされたみたいな音で、すごい良かった。
みんな録りながらめっちゃ音いいなって言って、スルスル録っちゃって。

Taigen だから結構、新譜出てからまだライブ見てないから、ライブでどう再現っていうのはあれなんすけど、5で僕最初に見た時、昔の曲もやってましたけど、5枚目の曲もやってたじゃないですか。
あれをどうやるのかと。
あと何気にですね、PAさんが、Bo (Ningen)で日本に帰ってくるときに何回か使ってた方と実は一緒でして、、、

ロビン 佐竹くん?

Taigen 佐竹さんですね。
で佐竹さんに、downyもやってるよ。って酒の席でネタちょっと聞いて。
あのドラムの、ダブワイズでもないし、っていうところどうしてるんですかみたいな。
「あぁ、でもあれはそこにマイクを入れてね、一応そういうチャンネルがあるんだよ」みたいな。
そのライブで再現をどうやってるのかが僕はすごく気になって。5枚目の曲も、あんなに複雑なやつを(笑)
普通やっぱり音源と差って出るじゃないですか、どうしても。
その差を全く感じなかったというか、逆にプラスですよね。ライブ感と勢いがもちろんあるから。
これを再現できるんだ、というか。
それがあるんで6枚目の曲も早くバンドで聴きたいなっていう(笑)

ロビン 大体みんなこれでうなされんの(笑)
まぁ今回はライブでちょこちょこ取り入れてる曲もあったりとかしてるんで、そういうライブ感も出てる気がする、今回の。

Taigen それも感じますねー。

ロビン 3rdみたいな冷たさはあるんだけど、表面上は冷たいんだけど中が凄い熱いみたいな、今回はそういうパッケージにしてる。

Taigen それ生でやりましたっていうの、downyの他に成功例があまり浮かばなくて。
まぁもちろんありますよ、ROVOとかね。でもやっぱり違うじゃないですか。

ロビン キャラクターが違うよね。

Taigen だし、あれは人力トランスって言われてるけど、なんか打ち込みの音楽をやったっていう感じではなくて、それはディスるとかではなくて、それは僕の中では違って。

ロビン まぁインプロも入ってるしね。

Taigen そうすね。その中で、いまだにオカズ禁止ですか?

ロビン 基本的にやらないよね。

Taigen ないですよね。そういうところも含めての、打ち込みをバンドでやってるって中でほんとに音源もこの間初めて見たライブまで、これは世界中どこを探してもいないぞ、って(笑)

ロビン それは、それだけを目指してるからね。
もちろんオリジナルって、存在しないじゃない。バンドやってる次点でさ。この布陣でやってる以上、当たり前だけど。
その中でもオリジナリティは、Bo Ningenもすごい感じるんだけど、オリジナリティは出さなきゃいけないってやっぱり思ってて、
結局あの形でdowny続けちゃったから、どんどんそのオリジナリティをさ、突き詰めていく作業になる。

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日本のクラブシーンとかって、僕の中でTwitterの中の世界なんすよね。

Taigen ちなみに5から6に関する作るときのって、ロビンさんまたは他のメンバーの方、新しいインプットとしてはどこらへんの音楽だったんすかね?
その時聴いてたやつとか、なんでもいいんですけど。
新しい音楽ですか?

ロビン 新しいのも、古いのも聴くし、一時デンマークの音楽にもハマったな。
どうだろう? Son Luxとか割と聴いてたよ。Son Luxの音は好きよ?やっぱり僕らは引き算じゃない?音をどうやって減らすかみたいな。そういうののすごく参考に。
あとあれだ、Doldorums
Doldrumsめっちゃかっこいいよ!Sub Popから出てるの、打ち込みなんだけど。後で(リスト)送っといてあげるよ。


Taigen あ、是非是非! Sub Popってことはアメリカですか?

ロビン アメリカのバンドっていうか二人組で、多分一人が曲作って、ライブはドラムとそいつだけがやってる。

Taigen じゃなんか、こういうジャンルがあるらしい、じゃなくて、好きなものを送り合ってる、って感じですか。

ロビン そうそう。あと、Throwing Snowとか。
あとは、Mikael Simpson
超格好良いよ!デンマークのさ、坂本龍一みたいな扱いなの。ほんとにもう結構なおっさんなんだけど。歌詞も何を言ってるかわからないし、デンマークの言葉だから。
でもスカスカな音で、ダビーで、でもメロディがちゃんとあって、実験音楽で、みたいな。凄くいいからおすすめ。
あとLong Arm、こいつらも生ドラムで同じ編成なんだけど。

Taigen 後で是非ともリスト、送って下さい。

ロビン やっぱりバンドバンドしいのは割と、よっぽど興味がないと。
Bo Ningenとかもそうなんだけど、よっぽど興味がないとこっちからは・・・
僕は打ち込み担当みたいな感じかな。

Taigen 実は僕もそうなんですよ。

ロビン ぽいよね!昨日のさ、ライブ(“BO NINGEN & Friends” at 新代田FEVER)。

Taigen  あ、そうすよね、Kisekiってあの食品まつりさんって人と一緒にやってるやつも見て頂いてて。

ロビン めちゃくちゃ良かったよ。

Taigen ありがとうございます。

ロビン 危ない音してたわ、あれ。なんなのあれ(笑)
コロコロコロコロ、コキョコキョコキョコキョって(笑)

Taigen いや、あれは今回、実はBo Ningen以上にライブやってて、8発くらいやったんすよ
でも毎回対バンが違って、まずしょっぱながMaison book girlってアイドルで、翌日Hip Hop、大阪のイベントでJuke出て、新宿でゴルジェ(Gorge)やって、仙台行って、で新宿ロフトの今のオモチ系とやったりとか、そういう対バンが、あと名古屋行って、みたいな。結構、現場によっていろいろ音が違くて、食品さんもすごくジャンル越えてく人なんで。
特に日本のクラブシーンとかって、僕の中でTwitterの中の世界なんすよね。
Jukeが入ったらしい、Gorgeってのがあるらしい、みたいな。
でちゃんとそういう現場に行けたの今回初めてだったので、そういうとこに僕得たものが多くて。
ちょっと昨日はエモくなりすぎてあんまりクラブ仕様じゃなかったんすけど。

ロビン でも良かったよ?慣れてるな、って感じだったから。
てっきり昨日即興でやってるのが軸だと思ってたから、だから呼吸が合ってたんだね、て。

Taigen ま、全部即興なんですけどね。

ロビン そうなんだけど、今日いきなりやったみたいな感じじゃなかったから、すげぇ、曲になってんじゃん、て。

Taigen ありがとうございます。
なんかそういうのすごく、僕も影響受けてるし、好きなバンドってあんまり、特にロンドン行ってから無くて、逆にロンドンのバンドにがっかりさせられる、みたいな。
アメリカ、日本でもいっぱい好きなバンドはいるんですけど。
それで僕、一回大ショックを受けて、なんだこの、くだらないインディロックシーンはみたいに思って、
それでがっかりしたときに会ったのがベースミュージックというか、ちょうどDubstepが流行ったときだったんですよ、いい時代の。まだアメリカに回収される前の。

ロビン あのキャッチーになる前のね(笑)

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Taigen あれはあれで嫌いではないんですけど、あれはもう中域の音楽じゃないですか。ドワワワワワっていう、ドンシャリ、みたいな。
でもやっぱり基本はストイックでキックとベース、ウワモノで宇宙を目指すみたいなのが本来のDubstepだったと思うんですけど、そういう渋さとアメリカ人じゃないスペースさみたいなのにすごくハマって。
あとクラブに行ったときに低音の解釈が変わったんですよ。

ロビン そうだよね。

Taigen ベーシストとして行き詰まった時に、もう全く違うアイデアがバーンと来たので、そこからベースライン、僕あまりロックミュージックのベースラインから影響を受けてなくて、どちらかというとクラブミュージックからの方が多くて。
でそこから、Jukeだったり、日本だったらGorgeだったりとか新しい音楽いっぱい出てくるじゃないですか。
でHip Hopのプロデューサーとかもトラップなんだけどちょっと変な曲出して来たりとか。
そういうのが来るとさっきのバンドの話じゃないですけど、僕はドラマーにだいたい送ってます。日本のHip HopでもJukeでも、このドラムのパターンとか打ち込みやべぇなって思ったら。
打ち込みだから、ドラマーが考えないことするじゃないですか。それこそドラムにエフェクトかけたりとか、ハイハットの感じ、自分じゃ打てないだろうなとか、テンポチェンジが超おかしいとか。
でJuke最初に聞いたときとかすげぇびっくりしたし、スネアの入り方とかめちゃくちゃだけど、まぁキックが安定してればとか。
そういうのがすごく影響受けて。でドラマーに送って、これをやれとかじゃなくて、こういうアイデアがあるぞ、っていう。

ロビン それをどう解釈するか、だよね。

Taigen そうすね、それはいまだにしてて。
うちのドラマーは器用なドラマーじゃないんで、まぁ失敗することも多いんですけど、でもすごい変な形で返って来た時に、バンドだったらっていうのも意外とあって、3rdはすごくそれが多かった気がします。

ロビン 3rd、クラブユースだよね。イメージ。で、それもすごい好きだった。
それがすごい出てるよね。
俺も若い頃はライブハウス全然行かなかったし、クラブばっかだったよ、東京いるとき。

Taigen (笑)

ロビン Milkか、AIR、オルガンバー、グラスルーツに居た。
だから対バンも当時DJとかTHA BLUE HERBとかさ、Hip Hopとかどんどんバンド離れしちゃうと、まぁ3rdみたいな音楽にだんだんなってくっていうかさ。

Taigen で、僕そこがすごくシンパシーだし、シンパシーってか影響受けてるからこその、ていうのがあるかも知れないですね。

ロビン いいよね、クラブミュージック。低音の感覚がさ、音源とライブハウスで、もちろんいいバンドの低音って気持ちいいんだけど、ちゃんと胎動っていうかさ、ゴエってくる感じだけでノレちゃうっていうかさ。

Taigen 日本はやっぱりきれいに出すんでベースライン聞こえるんすけど、ま、きても胸ぐらいなんすよ。腰までいかないんすよね。ていうところで、昨日はそこまでシステムが、っすけど、だいたいうちらワンマンとかやるときはUnitかWWWとか、一応クラブの人が、Unitは低音界隈の友達、Kode9とかKevin Martin (The Bug) とかそこらへんが来ても、毎回ロンドン帰ってきて話して、Unitはいいって言うんすよ。
そういう、ちゃんと低音出すやつがいいっていってるハコもなんとなくわかるので、結構まだ規模もそんなにデカいところでできないので、クラブユースの箱でもやりたいし。

ロビン 合うだろうしね。

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Taigen そこはバンドなんだけど、普通に日本でやってるバンドに出せてるものを出してもしょうがないので、そこはPA関係ないので、アンプの音でそれを作れてる自信はあるので、そこですよね。
逆に日本みたいに整ってないので、先ほど言われたじゃないですか、初期のdownyみたいに海外行ってボロボロだったらどうしよう、みたいな。うちらそれが前提だったから、日本が逆に恵まれていて、逆にきれいに出てどうしようみたいな感じなんすよね。そこの差が日本に来た時に、やりやすくてびっくりみたいな感じです。
全部聞こえるぞ、みたいな。

ロビン 優しいよね。

Taigen 優しいです。でも逆にカラオケに行った感みたいなのも勿論ありますけど。スタジオに行ってきれい過ぎるみたいな。
でも自分たちの音作ればそれが出る、ってのもありますよね。

一枚絵みたいな感じなの。(中略)僕はその絵を詩で表現したいわけ。

― そんな中、歌ってお二人の中でどんな位置づけになってくるのかな、って。

ロビン 6枚目に関しては、自分の中で、ソウルな感じにしようと思っていて。それは俺なりの解釈で、ソウルフルというか。
今までdownyの音楽って歌が自分の中で楽器と同じくらいの立ち位置だから、そもそもそんなに録らねぇし、みたいな感じだし、ほんとに最後のトラックが良いのが出来上がったのが前提で、展開をつけるために歌があるくらいの感じなの、もともと解釈が。
なんだけど今回は先にメロとか歌詞とかのイメージがある。
もともとある場合もあるんだけど、下弦の月とか。
今回でもちゃんと歌があって、さらにバンドのメンバー全員が歌をちゃんと立てようとしてる形なんじゃないかな。はじめてそういう感じで作ってる。

Taigen 5枚目のときにちょっと歌あげたみたいな話なかったですか?

ロビン そうそう。

Taigen で、それの発展版というか、僕も音源聴かせてもらって、ボーカルが強いっていうのをすごく感じましたね。

ロビン 珍しく強くなりましたね(笑)

Taigen 珍しく(笑)
それはもう5枚目のときから?それとも今回もう1ステップさらに自信がついたところありました?

ロビン そうだね、自信がついたのももちろん、弾き語りとかもするようになって、今まで立ち会わなかった自分の本質というか。
もちろんそんなさ、歌の練習とかするタイプじゃないんだけど、弾き語りとなると練習しないといけなくてちゃんと練習するようになって。
もっと俺できるのにやってないところがあるなって思って、それをちゃんと出していこうかなって、それもそれで一個テクニックなのかなって。

Taigen それは歌詞にも影響してますか?

ロビン 歌詞も、もちろん、発声に派生するから、あると思うんだけど、若いころは一生懸命歌ったらダサいってあって、あんまりむしろなるだけ歌を展開しない、って思ってたんだけど、この年になって、それもないだろと思って、逆にテクニック、みたいな。咽頭をガラガラ鳴らしてみたりとか。
そっちで行こうと思って。

Taigen 歌詞は、書いてからですよね、それとも違います?

ロビン 一回スルっと書くけど、もちろん響きが合わないとかで直すよ。
これもほんと説明しずらいんだけど、一応歌詞意味があって、みんな理解してもらえないんだけど(笑)、一枚絵みたいな感じなの。
例えばお月さんに当たってる人がいる。
僕はその絵を詩で表現したいわけ。
でも、今回の光の当たり方が違うから、この赤とろうかな、とか。もうちょっとピンク出してみようかなみたいな、意味で歌詞が変わったりするんだけど、基本はざっくり自分の中で絵のイメージは変わってないんです。
そんな感じなんですよ。伝わらないかもしれないけど

Taigen その作り方は最初から、もうファーストからずっと変わってないんですか?

ロビン そう、字面が大事だし、その歌詞カードにした時の字面のイメージとか、そのためだけに構成分けたりするし。
だからそういう意味でトータルアートというか、downyは。

Taigen 僕それも好きで。
僕も歌詞は、もちろんストレートに出すこともあるんですけど、、、

ロビン ストレートな曲あるよね、でもね、俺好きだよ、割とね(笑)

Taigen ありがとうございます(笑)

ロビン 昨日のも好きだよ(笑)

Taigen 昨日はもう、そのままみたいな(笑)

ロビン 昨日の、即興だけどラップも好きだよ(笑)

Taigen そのまま言ってることですけどね(笑)

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自分の中でもっと何かできるんじゃないのかって、いっつも自分の声を探しているんですよ。

Taigen だけど、僕も最初は、恥ずかしいってのも、もともとボーカリストじゃなくてベーシストで、Bo Ningenが初めてのボーカルやるバンドだったのもあって、そこも結構downyの影響すごくあって。
僕も最初ずっと、音の一部、ボーカルも楽器の一部というか、今でも思ってるとこもあって、そこで今僕も戦っているところというか、メンバー的にも、ま、ギャーギャー出してるバンドなんですけど、なんかもっと声をメインに出していったほうがいいんじゃないのか、ていうところも最近過渡期で出てきて、そこですごく全く同じで、自分の中でもっと何かできるんじゃないのかって、いっつも自分の声を探しているんですよ。
高い声、普通の声、裏声飛ばすとき、とか自分の中で作ってるんですけど、それはまぁ発声方法というかエフェクターじゃないですか。
なんか新しい楽器を今練習してるみたいな。例えば英語を使ってみたりとか。

ロビン めっちゃわかる。

Taigen ロビンさん、結構わかりやすく、前までdownyで4枚目くらいから、外来語的な英語って増えたじゃないですか。でも今回、もっとストレートな、外来語っていうかEnglishとしてとらえられるのが、まだ歌詞はないから聴いてですけど、もっとストレートな英語っていうのも聞こえたんですけど、それは今回?

ロビン ま、たまたまかな、そんな考えてないかもしれないけど。
それも引き語りの影響あって、downyの曲ばっかりもできないしさ、弾き語り。
地味すぎるじゃん、一人でやったら(笑)

Taigen いやいや(笑)

ロビン 俺ギター一本でやるって決めてて弾き語り。だから、地味すぎて。

Taigen すごいストレートなアプローチも、それだけじゃなくて、曲によってとか構成とか、アルバムの中を通して、その違う声が一つの楽器ととらえると、ロビンさんの使ってる声の楽器が違うっていうそれが増えた感じが、5枚目ももちろん感じましたけど、6枚目のほうがそれは感じまして。

ロビン そうだね、まさにそうだと思う。
もともとメンバーには、歌大きくしようよ、とか、もっと歌おうよ、とかずーっと言われてて。
せっかくいい声してんだから、とか言ってくれるわけ(笑)
でも、自分の声好きじゃないでしょ?

Taigen 好きじゃないっすね。

ロビン だから、やっぱりどうしても好きじゃないから上げたくないわけよ(笑) 好きじゃねぇんだもんだって(笑)

Taigen あと、これも共通すると思うんですけど、プロダクションのときとかって、ロビンさんがアイデア出したりとか加工したりするって言ってたじゃないですか。
僕もやっぱり録ってスタジオに戻ってミックスする前に自分でもやっぱりプロダクションってやるんですよね。
一番聴くのって、テイク選びも含めて、自分の声じゃないですか(笑)

ロビン うんうん、そうね。

Taigen もう自分の声はいやって程、コメディアンの相方くらい嫌になるくらい付き合ってるんで、もちろんだからこそ好きなところもあるけど、でもやっぱり、ありますよね、自分の声だからこそみたいな、客観的に見れないところもあるし、大きすぎるんじゃないかと思ってしまう。

ロビン 大きいなって思ってるよ。6枚目大きいなって思って聴いてるけど、もはやエンジニアさんからも、もうこれ以上下げないって、メールが来たりとか(笑)
三好さんも昔から上げたい上げたい、て。
だから今回最初からボーカルスポットがある作り方をしてるから、そんな感じでやってるけどね。

Taigen それはすごい感じました。
それすごい、さっきもわかるわかる!ってなったのあれで、僕も悩んでるところというか考えてるところなので、すごい励みというか力に。

ロビン いやー、今でもやっぱ聴くと恥ずかしいしアレだけど、ま、恥ずかしがっててもね、って感じになったかな。だったら、テクニックとかでやってけばいいのかな、って思うし。

Taigen それはすっげぇ励まされますね。

ロビン ファルセットのいい部分とか、そこを最近汚すことができるようになって、ファルセットしつつガラガラさせる、倍音を出したりとか、そういうのができるようになったから、うーん、頑張ってるなって(笑)

ロビン あの、海の静寂って曲、あれ一発撮りなの。

Taigen へー!

ロビン ほんとに、珍しくワンテイクで全部いけて、ほぼほぼワンテイクでちょっとみんなに聴かせたらどっか突っ込んでるとこがあって、それをちょっと何コマ後ろにしたりとかくらいで。
なんか、1曲自分のそういうのがあると自信がつくじゃない(笑)
一発撮りしちゃった、みたいな(笑)

Taigen そうですよね(笑)

ロビン そういうのも、ま、せっかく一発撮りでできた可愛い子じゃないけど、じゃ、音大きくても大丈夫かな、みたいな(笑)

Taigen テイク選びとか自分でいつもやられるんです?

ロビン やるよ。まぁ今回ほぼほんと自宅で基本録っちゃったから。

Taigen あ、自宅で録られたんですね。

ロビン うん、今回マイク選びもなんでも自分でやらせてもらって。
結局でも殆どダイナミックマイクになったよ。
ハンドマイクで。

Taigen ちなみに、それきいてもいいですか?

ロビン メインはオーディオテクニカの6100(AE6100)。
ぐるぐる巻きにスポンジまいて、一応スクリーンだけつけて。
いつもコンデンサマイク使って丁寧に丁寧にやろうと思ってたけど、今回割とざっくりやって、倍音をなるべくとって、録ろう、みたいな感じだった。
それが割と功を奏した感じだったかな。
あと1曲だけBlue使ったかな。

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なんかメンバーが「音楽やってて良かった」みたいなことを言ってくると、すごくエモくなるじゃないですか、お前そんなこと言うやつじゃねぇだろ、みたいな(笑)

― 最後に、ロビンさんんは新作の発売に向けた気持ちを、タイゲンさんは今後の活動についてリスナーに向けてメッセージを。

ロビン 買ってね!(笑)

Taigen (笑)

ロビン ほんとに、良いのができたんですよ。活動再開してテンポ良くやろうと思って。
聴いてください、って感じかな。
あと、(ライブ)一緒にやろうね。

Taigen ほんとに、是非ともやらしてもらいたいです。

ロビン 対バン今回できなかったからね。
俺ほんと好きで、Youtubeとかでも見てて。テンション高いじゃん。あれいいよ!
結構良いよね。ぶっとばされる感じがね。個人的には影響受けてるよ。

Taigen あ、うれしいです(笑)

ロビン やっぱりライブ感、出してかないと。こっちのテンションのが大切っていうかね。

Taigen そうですよね。やっぱり客に踊ってもらうためには自分らが、っていうところですよね。

ロビン すごくそういうのが伝わるバンドだよね。

Taigen それは、凄いありがとうございます。

ロビン 気持ち込めてコメント書いたから、俺。

Taigen ありがとうございます。ほんとに、歌詞に使わせてもらいたいくらいで、あれでコラボしたいですね(笑)

ロビン (笑)

Taigen うちらは今制作期間なんですけど、去年から制作してたんですけど、なんだかんだツアーが入っちゃったりとかでまとまった期間がとれなくて、それが、Primal Screamのサポートが終わったあたりでやっと一か月二か月。
ロンドン拠点とか言いながらちゃんとロンドンで制作できたの結構久々で。
ていうのがあってからの今回ありがたいことにFuji Rockとかがあって、で今すごくエモくなっちゃってるんですけど。
それも凄かったんですけど、終わった後白昼夢感があって、なんかメンバーが「音楽やってて良かった」みたいなことを言ってくると、すごくエモくなるじゃないですか、お前そんなこと言うやつじゃねぇだろ、みたいな(笑)
ありがとう。え?みたいな。

ロビン その瞬間ね(笑)

Taigen 今回、日本の滞在で得るものがあったので、その流れなど、得たものを、もちろんもう明日ロンドンに帰っちゃうんですけど、制作にもちゃんと影響させて、もちろんライブもいいライブをし続けて。
で、制作がいつ終わるかはわからないんですけど、それに向けて新作は作ってるので待っててください。っていうのと。
海外の方はヨーロッパを中心にフェスなどで行きますし、日本の方は次いつになるかわからないんすけど、また絶対帰ってくるので、今回見ていただいた方も、まだ見たことない人にも、ライブは是非とも見ていただきたいので。
制作頑張ります、と、ライブ来てください、っていうのと、新作待っててください、って感じですね(笑)
ありがとうございます。

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